女優の川口春奈（27）が主演するフジテレビの連続ドラマ「silent」（木曜後10・00）は8日、第9話が放送され、平均世帯視聴率は8・9％（ビデオリサーチ調べ、関東地区）だったことが9日、分かった。個人視聴率は5・2％だった。

　初回は6・4％でスタートし、第2話は6・9％、第3話は7・1％と、“泣ける”と話題のドラマの評判とともに右肩上がりで上昇。第4話では5・2％と野球中継で放送時間が繰り下がる中で健闘した。第5、第6話でさらに数字を伸ばし、番組最高7・9％をマークすると第7話は7・7％。W杯中継のため2週ぶりの放送となった第8話は番組最高タイの7・9％をマークした。

　デビュー15周年の節目となる川口がフジテレビ系連続ドラマで初主演。「Snow　Man」目黒蓮が共演する。川口と目黒は同局系「教場2」以来の共演で、今作が初の本格的共演。音のない世界で再び出会った2人が織り成す、切なくも温かいラブストーリーが描かれる。ツイッター上で世界トレンド1位を獲得するなど大反響で、芸能界でもファンが多いことでも話題となっている。

　川口、目黒のほか、鈴鹿央士、夏帆、風間俊介、篠原涼子らが出演する。

　第9話は、佐倉想（目黒）が久しぶりに実家に帰省。空になったCDラックを見て、大学にサッカー推薦で入ったものの、耳が聞こえにくくなったことで部活を辞めてしまったことや青羽紬（川口）に別れを告げると決めた日、母・律子（篠原）に友達には病気のことを隠してしてくれと伝えたこと、そして大好きな音楽から自分を遠ざけてきた過去を思い出す…という展開だった。

スポニチ

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